beachmollusc ひむかのハマグリ


海辺の浅瀬は水産動物のこども達のゆりかごです
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海辺の自然を取り戻そう
 自然の恵みを後世に残すためには、その生態と環境を深く、よく知ることが基本です。

 海岸の浅瀬、干潟や砂浜は資源生物のゆりかごです。
しかし、それにおかまいなしに埋立てや海岸構造物の建設、水質汚染も加わって、日本中の水辺、海辺の環境は撹乱され、破壊されてしまいました。その結果、ハマグリなど干潟の動植物の多くが絶滅危惧種となっています。

 このブログでは、主に砂浜環境の保全を念頭において、日本各地の山、川、海の姿を調べて見てまわったこと、
そして2006年5月に移住した日向市の海辺と里山の様子や生き物などを紹介します。

このブログにリンクを張ることはご自由にどうぞ。

    - 自己紹介 -

大学院博士課程修了後7年間の海外での研究と28年余り大学教員をしていました。

海の無脊椎動物(貝、ヒトデ、サンゴ、クラゲなど)が専門、自称の学位は Doctor of
Underwater Marine Biology
(DUMB:バカセ)

楽観的な悲観論者または悲観的な楽観論者:生態的に無理をしている人類の滅亡は近いだろうが、それも自然の摂理じゃないのかな

せっかちな慎重派:ゆっくり
見極めて急いで集中的に
お仕事します

好きなもの:日本蕎麦が一番、パスタ・スパゲッティ、うどんもよし、つまりメンクイです

嫌いなもの:人混み、投棄ゴミ、マスゴミ、脳衰官僚

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ホンコンの野鳥に高病原性鳥インフルエンザ

宮崎県と鹿児島県で拡大中のH5N1、高病原性鳥インフルエンザについて海外情報を見ていたら、先週1月17日と18日にホンコンで野鳥に発生していました。ホンコンでは12月にも発生したということです。下の地図で緑の三角印の場所です(WAHIDサイトからダウンロードしました)。21日に最初の報告が出ています。
e0094349_1128560.gif

国際獣疫局に出された報告によると、ホンコンでは、1月17日にシキチョウ(四季鳥:熱帯アジアに分布)と18日にハシブトカラスがそれぞれ1羽ずつ、死骸で見つかったとあります。ウイルスの遺伝子配列の確認作業を進めているとありますので、日本で発生した系統とのかかわりはいずれわかるでしょう。ホンコンでは野鳥、養鶏場やペットなどについて引き続き全国調査を進めているので、これからまだ新たに出てくるかもしれません。

シキチョウについて情報検索してみたら、ハシブトカラスと同様に人間の周囲で極めて普通に見られる鳥であることがわかりました。

ついでに、JAPAN TODAYの昨日のニュースで、ホンコンは日本からの鶏の輸入を再度(昨年の島根県の発生で禁止後、12月28日に解禁したばかり)禁止したそうです。
Hong Kong bars Japan poultry imports  Tuesday 25th January, 02:11 AM JST
http://www.japantoday.com/category/business/view/hong-kong-bars-japan-poultry-imports

ホンコンでは、昨年11月に鳥インフルエンザ患者が報告されていて、中国本土を旅行中に感染したものと思われています。

一方、お隣の韓国で続いている口蹄疫については、牛と豚の全国での全頭ワクチン接種が進められている最中に新たに2件発生しているそうです。そして、追い討ちで新たなH5N1の発生確認がありました。

http://crofsblogs.typepad.com/h5n1/ 鳥フルのブログサイトから一部引用します:

January 25, 2011
Korea: FMD still not abating, new bird flu culls ordered
Via JoongAngDaily, a lot of bad news: FMD still not abating, new bird flu culls ordered.

The ministry, meanwhile, confirmed two new bird flu outbreaks late Monday, with one case involving an egg-laying chicken farm in Sangju, North Gyeongsang, which had not been affected by the avian influenza in the past.
All 201,000 chickens at the Sangju farm have been ordered culled along with 8,300 ducks at a farm in Icheon, Gyeonggi.

Counting the new cases, the country has reported 37 outbreaks since the first was confirmed on Dec. 31. And 5.15 million birds have been culled so far.

韓国では昨年12月以降、合計37例の高病原性鳥インフルエンザH5N1が発生し、5百万羽以上が処分されたとあります。

WAHIDサイトで韓国当局から出た報告を見ると同国の「極めて悲惨」な状態が良くわかります。

下のマップで見ると、韓国では国土の全体に口蹄疫が拡大していています。
昨年の宮崎県よりも1桁多い家畜などが殺処分されたそうです。(上のニュースと同じソースから引用)
More than 2.62 million cows, pigs, goats and deer have been culled and buried at a cost of over 2.5 trillion won ($2.2 billion).
e0094349_120660.gif

韓国のH5N1についての最新報告は近日中に提出されるでしょう。

近年のホンコン、韓国、そして日本での口蹄疫とH5N1の発生はほぼシンクロしているようです。

渡り鳥伝播説が破綻しているにもかかわらず、相変わらず人間によるウイルスの運搬・拡散についての徹底調査がなされていないように思われます。

野鳥にH5N1ウイルスが広がっていることは、すでに起こっている拡散の結果でしょう。ウイルスの感染ルートには1次的なものと2次的なものが複合しているので、それぞれを識別して徹底的に調査し、仮説検証を進めるべきです。口蹄疫もH5N1も共に関係各国に土着化していて、今後も季節ごとに発生を繰り返すかもしれません。
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by beachmollusc | 2011-01-26 12:16 | 鳥インフルエンザ
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