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beachmollusc ひむかのハマグリ


海辺の浅瀬は水産動物のこども達のゆりかごです
by beachmollusc
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海辺の自然を取り戻そう
 自然の恵みを後世に残すためには、その生態と環境を深く、よく知ることが基本です。

 海岸の浅瀬、干潟や砂浜は資源生物のゆりかごです。
しかし、それにおかまいなしに埋立てや海岸構造物の建設、水質汚染も加わって、日本中の水辺、海辺の環境は撹乱され、破壊されてしまいました。その結果、ハマグリなど干潟の動植物の多くが絶滅危惧種となっています。

 このブログでは、主に砂浜環境の保全を念頭において、日本各地の山、川、海の姿を調べて見てまわったこと、
そして2006年5月に移住した日向市の海辺と里山の様子や生き物などを紹介します。

このブログにリンクを張ることはご自由にどうぞ。

    - 自己紹介 -

大学院博士課程修了後7年間の海外での研究と28年余り大学教員をしていました。

海の無脊椎動物(貝、ヒトデ、サンゴ、クラゲなど)が専門、自称の学位は Doctor of
Underwater Marine Biology
(DUMB:バカセ)

楽観的な悲観論者または悲観的な楽観論者:生態的に無理をしている人類の滅亡は近いだろうが、それも自然の摂理じゃないのかな

せっかちな慎重派:ゆっくり
見極めて急いで集中的に
お仕事します

好きなもの:日本蕎麦が一番、パスタ・スパゲッティ、うどんもよし、つまりメンクイです

嫌いなもの:人混み、投棄ゴミ、マスゴミ、脳衰官僚

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<   2013年 12月 ( 20 )   > この月の画像一覧


berm kuchen

頂き物の菓子、バームクーヘンを食べながらふと目にとまった不思議な英語とドイツ語のミックス。
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バウム・クーヘンはドイツ語のbaum(木)と kuchen(菓子)だったはず。

ところが菓子箱に印刷されていたのは "berm kuchen"です。

bermは英語とドイツ語で共通で、日本語では「細道」となります。

海洋学で使われているbermは、下の模式図のような、砂浜で、寄せる波が砂を押し上げて盛り上がった部分のことです。

日本語でこれに相当する表現がないのでそのまま「バーム」と言っています。(複数の段になっていることもあります)
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バウムクーヘンが日本ではバームクーヘンと呼ばれ、ローマ字が音に合わせられて当てられているようですが、創業60年のこの菓子屋さんはずっとこのように表記してきたのでしょうか。


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by beachmollusc | 2013-12-31 18:52 | オモシロ英語

赤い実、何の実

冬の日差しでルビーのように輝く、ヒヨドリジョウゴの実に再会したいと思っていたところ、今朝の散歩中によく似たものを見つけました。
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少し前であったら、ヒヨドリジョウゴの実と同じように輝いていたでしょう。

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ヒヨドリジョウゴにそっくりですが、つる草ではありません。葉がすべて枯れ落ちていて、種類を判別できる手がかりが乏しいのが残念でした。



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by beachmollusc | 2013-12-30 11:34 | 植物

都田川水系のカワシジミ

2013年9月9日に静岡県浜松市で都田川の左岸につながっている農業用水路でカワシジミ集団のサンプル166個体を採取しました。

この淡水シジミ集団には黄色い個体と濃い紫色(ほとんど黒)の個体が混在していました。166個中、43個体がいわゆる「カネツケシジミ」、つまり外来種とみなされているものでした。(マシジミ型:カネツケシジミ型が約3:1でした)
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淡水貝の図鑑やネット上の情報では、このような黄色いものは外来の「タイワンシジミ」ということになっています。また、データが示されていないので根拠がわからない情報として、外来シジミが侵入すると在来のマシジミが急速に消えてしまい、置き換えられる、という記述があります。すなわち、外来シジミは在来のマシジミよりも繁殖力が旺盛であるというイメージが作られて流布されています。

都田川水系の用水路の淡水シジミは外来なのでしょうか。また、在来のマシジミはどうなっているのでしょうか。上でマシジミ型と呼んだものは在来のマシジミでは無く、外来のタイワンシジミの濃色型でしょうか。
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上は稚貝(10ミリ以下)の個体を二つの色彩型に分けて並べて撮影した写真です。

マシジミの初期発生から稚貝までの成長過程は宮崎一老が報告しています。
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マシジミの貝殻の色彩模様は稚貝の成長段階で発現しますが、カネツケシジミではそのほとんどが発現しません。カネツケシジミでは貝殻のかみ合わせ(ヒンジ)に沿って濃い紫色が出ますが、これはマシジミでも同様です。
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今回のサンプルを殻の大きさで、10ミリ以下(小)、10~15(中)、そして15ミリ以上(大)の3つのサイズ・グループに分けて色彩型の出現頻度を比べると、マシジミ型:カネツケシジミ型として、小は22:23、中は85:18、大は16:2でした。小さいのはほぼ対等ですが大きいほどカネツケの相対的な出現数が少なくなりました。

一回だけ、1箇所のサンプルで結論は出せませんが、今回のサンプルが外来種を含んだ在来種との混合集団とは考えにくいようです。

一緒に採集された166個体が二つの色彩型に識別できますが、貝殻の色彩以外に異なっている特徴はなさそうです。マシジミ型は明らかにマシジミの特徴を示しているので、それを根拠にすれば黄色いものは色彩が異なる(紫色がヒンジの近くに出るだけの)マシジミと見ることができるでしょう。また、どちらの色彩型もタイワンシジミの色彩多型を示すとも考えられます。マシジミとタイワンシジミは同種(群)と考えれば、混乱は起こりません。

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by beachmollusc | 2013-12-26 14:37 | シジミの仲間 Corbicula

カヤチューの巣

昨日午前中、草刈応援隊が来襲して、ポポー園に生い茂ったススキなどが刈り払われました。その刈り残し部分から出現したカヤネズミの巣です。
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例年11月までにやっている草刈ですが、今年は主役者が多忙で12月下旬と遅くなりました。

ポポーの苗は高さが1m半前後になっています。すでに全部が落葉済み。
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今朝は、植栽したポポーやサルナシの苗などが間違って切られないように刈り残されたところを手作業で(自分だけで)仕上げました。下の写真は、サルナシとツルウメモドキを這わせた竹の支えの下でカヤが刈り残された様子です。
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カヤチューの巣は家のすぐ脇の、川べりのススキ原に多く作られていますが、ポポー園の中に進出してきたとは驚きました。



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by beachmollusc | 2013-12-23 11:32 | 田んぼと里山

豊橋市の貝塚から出たハマグリの殻

2007年1月、愛知県豊橋市の牟呂・前田遺跡から出土したハマグリの純貝層から、発掘担当者の特別な配慮で、ひとかたまりを研究用に提供していただきました。

その発掘担当のIさんからのメールで
<貝塚は調査が終わったあと、工事で宅地になりますので、貝層にはアクセスできなくなります。追加のサンプルは採れなくなります。>
とありました。
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建設工事現場で現れる貝塚は、「埋蔵文化財」として担当する教育委員会や博物館、埋蔵文化財センターなどによって発掘調査が行われますが、よほど重要な遺跡でない限り(あまりにも多くの遺跡が出てくるので、相対的な重要性です)大急ぎで行われる調査が終わりしだい埋め戻され、アクセス不能になります。

ハマグリの殻は極めて大量に出てくることが多いのですが、おそらく保管場所の制約で、ごく一部だけが保存されます。

この貝層は、茹でて中身を取り出してから捨てられた貝殻が固まっているものと推察されました。

下の写真は合弁のまま出土した殻です。もちろん、ほとんどの殻はバラバラです。
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縄文時代の晩期、今から数千年前に三河湾の干潟から採取されたハマグリの殻ですが、三河湾でハマグリは絶滅したので現生集団との比較はできません(伊勢湾の現生集団は残っていますが、移植放流が盛んなので現生集団は遺伝的に混乱しているかも知れません)。

砂泥を洗い落とし、バラバラになっていた左右の殻を分け、大きさをそろえて番号をつけ、殻の長さ・高さ・幅を計測してから、それぞれの比率をグラフにして、PC画面で左右のマッチングをしました。
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このように、合わせ貝が出来上がりです。

同様なことを、青森県と千葉県、そして山口県の各地の貝塚出土のハマグリで行ってきました。もちろん、同時に現生の貝殻もできるだけ広く集めています。

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by beachmollusc | 2013-12-22 08:48 | Meretrix ハマグリ

時化による打ち上げ

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1週間ぶりにGIビーチでミッキーと散歩しながら、砂浜に打ち上げられていたチョウセンハマグリの(合弁のみ)死殻を拾いました。時化の後には通常多数の貝殻が打ち上げられますが、本日の収穫はわずか13個でした。

写真の上の列は4歳以上で、成熟サイズに近い、そろそろ潮間帯から沖に向かって移住する連中です。来年の夏には最初の繁殖を迎えるはずだった個体ですが、誰かに食われてしまいました。その犯人はわかりません。

下の列は右端を除く5個が3年目の冬を迎える前に死んだ貝で、ツメタガイの穴が開いていないので、最近多いスナヒトデの餌食になったと思われます。

中央の列の4個(3歳+)の中で右側の3個(そして下列の右端)に、ツメタガイに食われた痕跡があります。

打ち上げられたフレッシュな死殻を調べることで、相対的な個体密度の変化や天敵による捕食の影響をモニタリングできます。


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by beachmollusc | 2013-12-20 11:50 | Meretrix ハマグリ

山口市のカワシジミ

広島の法事から日向市に戻る途中、自動車道を小郡で出て、山口大学の脇を流れている椹野川の支流の周辺を見て回りました。

この場所で、以前益田市のSさんによって採集された淡水シジミ集団が気になっていたので、比較のため採集してみたかったのです。

支流の九田川は、河川改修の真っ只中で、川岸に降りることができる場所もほとんど無く、川に流れ込む水路を調べました。1箇所だけシジミが生息できる環境としてギリギリの所で82個体採集できました。
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以前のサンプルはマシジミ型とカネツケ型が半々だったのに、ここでは79対3でマシジミ型が圧倒的に多く採集されました。

数キロしか離れていない、同じ水系の淡水シジミでガラッと違っている集団が見つかることには慣れっこになっています。複数個所で同時に採集できればパターンが読めてよいのですが、時間的に限られていて、今回はこの地点以外で採集できませんでした。
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by beachmollusc | 2013-12-17 19:55 | シジミの仲間 Corbicula

天神神社の神事

日向市塩見地区の小原(コバル)集落には天神様をお祭りしたお社があります。
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昨日は、集落内の幹線道路の草刈と清掃、それと同時にしめ縄の交換が行われましたが、私は法事で広島へ出かけていたため欠席。

今日は神主さんが来社、神事が執り行われました。
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今年の神社の祭りごと担当役員に指名されて、相棒の役員と一緒に神社の清掃、片付け、飾りつけを行いました。集落からは我々2名の外に誰も参加しない、さびしい神事でした。
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by beachmollusc | 2013-12-16 15:19 | 日記

別府湾SAのスマートETC

広島から日向市に戻る途中で朝は宮島SAに立ち寄り、ドッグランではありませんが、広くて快適な散歩道を利用しました。

午後は、あることは知りながら、これまで利用していなかった別府湾SAにあるドッグランに立ち寄りました。北風がビュービュー吹いていて、ミッキーは大喜びで走り回っていましたが、主は防寒対策が不十分だったため10分くらいで退散でした。

ドッグランの横に、このSAで(ETC専用)車が出入りできる通路がありました。ここで久しぶりに「おもしろい英語」に出会ったわけです。
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イラストがあるので、英語が不思議な使い方をされても、特に不都合はないでしょう。
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by beachmollusc | 2013-12-15 19:45 | オモシロ英語

大分のドッグラン・レストラン

ミッキー同伴のドライブ旅行で必須となるドッグランについて、自動車道関連の施設で散歩ができるところは大体チェックしました。

下道、一般国道の道沿いで犬を連れて食事ができるようなドッグカフェはほとんどありませんが、今回の日向・広島の往路の途中で大分県の宇佐市で国道10号線沿いにそのようなものがあるのに気が付きました。
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13日の往路でちょうどお昼時に見つけ、どのような施設であるかゲートをくぐってみてきました。

これは展望レストランとなっている派手なタワーがあります。しかし、案内看板を見ると、入場料金が高いのと、犬と遊ぶことと食事とは別々のようなので、中に入るのは見送りました。ちなみに駐車場には1台もとまっていませんでした。
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by beachmollusc | 2013-12-15 19:31 | ワンコ